小学校受験で季節問題がよく出るって聞いて!
覚えるために、季節カードで覚えたらいいって聞くけれど、どれがおすすめなの?
小学校受験では、行事や植物、生き物といった季節に関する問題が頻繁に出題されます。そのための対策としてよく使用されるのが、季節カードです。
今回は小学校受験のプロである私が、季節カードのおすすめと使い方について解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
小学校受験の季節カードのおすすめ
小学校受験のための季節カードは、色々な種類があります。今回は代表的で使用しやすいものと、弊社オリジナルの季節カードをご紹介しますので、ぜひお子様に合ったものを購入してください。
こぐま会 季節カード
こぐま会は東京都を中心に2歳からの幼児教育を実施しています。1983年に設立されたから、都内を中心に小学校受験を前提とした教育を展開してきたこぐま会は、教材も多数販売していることで有名です。
そんなこぐま会の季節カードは、季節の植物や行事、生物、自然が大きく描かれています。絵は写実的で、サイズは約80mm×80mmです。お子様でも手に取りやすいサイズ感ですね。
各カードの裏に、季節と絵の説明が書かれているシンプルなデザインです。説明は漢字が使われており、ふりがなは表示されていません。そのため、ご両親が説明を読んで解説する必要があるでしょう。
各季節12枚、合計48枚のカードが入っており、基本的な内容は網羅できます。しかし、全ては網羅されていないため、注意が必要です。
ポスターや本で足りない分を補完しながらの使用をおすすめします。
幻冬舎 100てんキッズ きせつカード
書籍や月刊誌だけでなく、知育教材やゲームの開発にも力を入れている幻冬舎から出版されているカードです。こちらもこぐま会の代表、久野泰可氏が監修しています。
季節ごとの植物や生き物、食べ物、行事など身近なものがまとめられたカードです。カード52枚と学習の進め方ガイドがセットになっています。
裏面の説明書きはひらがな表記ですので、文字が読めるようになればお子様一人でも使用できるのが嬉しいポイントです。
こちらもこぐま会のカードと同様に、全ての内容を網羅しているわけではありません。受験勉強の過程で、お教室で出題されたのにカードにない、ということがあれば別の教材で補う必要があります。
うみ塾長特製!オリジナル季節カード
上記でおすすめした以外にも、季節を学べるカードは色々販売されています。しかし、どのカードも受験に対応する全ての内容は網羅していません。私自身、受験生の保護者から「もっと枚数のあるカードでおすすめはありませんか」とよく質問を受けてきました。
そこで、このたび小学校受験におすすめのオリジナル季節カードを作成しました!
表面はイラスト、裏面は写真になっているため、お子様の興味を引く方法で試しながら、どちらも覚えることができます。
名前は漢字と読み仮名の両方がついているため、漢字も自然と頭に残りますよ。その他、日本の暦や英語での季節も覚えられる作りとなっています。
枚数も、各季節57枚の合計228枚を網羅しています!小学校受験で過去に出題された内容も、勿論組み込まれているため、遊び感覚で楽しみながら対策が可能です。
子どもの記憶力は計り知れません。ただカードを見ているだけでも、親が知らないうちに多くのことを記憶しています。さらにそれを定着させたい、アウトプットできるのか確認したいという方は、ペーパープリントもご用意いたします。
汚れてしまっても、何度も印刷してお使いいただけるので、小さなお子さんがいるご家庭も安心ですよ。
小学校受験季節カードのおすすめ効果的な使い方は?
小学校受験の対策として季節カードを使用する時、どういった使い方が一番効果的なのでしょうか。ここからは、幼児教室代表としてお子様の指導もしている私が、おすすめの使い方をご紹介します。
フラッシュカードにする
短時間でも効果のある使用方法として、フラッシュカードがあります。フラッシュカードとは、主に絵や記号、文字の書かれたカードを高速でテンポよく見せることで、写真のように記憶させるものです。
イメージや記憶力を司る右脳を刺激するフラッシュカードは、次々と内容が変化することでお子様も飽きずに集中力を高められます。0〜2歳の幼児教育でメインとして使用されることの多いフラッシュカードですが、それ以上のお子様にも効果がありますよ。
カードを素早くめくるのは少しコツが必要ですが、慣れれば朝の短時間にさっと見るなど、生活習慣に組み込みやすいのでおすすめです。
カルタにして遊ぶ
親子で楽しめる遊びとして、カルタとしての使い方もあります。こちらはお子様にとっても、楽しいゲームという感覚が強いため取り組みやすいですね。
説明書きを読み上げて該当する絵を取る、というシンプルな遊びや、「春の生き物」などテーマを決めて、説明できたカードを貰えるなど、お子様の能力によってルールを変えてみましょう。
説明書きが両面印字の市販カードは使いづらいかもしれませんが、弊社オリジナルのカードでしたら2組印刷して、片方は読み上げように使用できます。ぜひご利用ください。
実際に見つけたらシールを貼る
外出時に季節の生物や植物を見つけることができたら、カードに小さい丸シールを直接貼っていくのも効果的です。
実際に見つけることのできたものだけシールを貼れる、という制限があることによってお子様も積極的に周りを観察するようになります。沢山シールを貼ることができたら、それだけ達成感も得られますよね。
そうすることで、日々の生活でも季節を自然と意識できるようになります。体験的に学んだことは、忘れにくいとも言われますから試験でも必ず結果を出せるでしょう。
小学校受験季節カードを無料で作る方法
正直に申し上げると、季節カードを手作りするのは時間も手間もかかりますのでおすすめできません。その時間を、小学校受験の対策に向けていただきたいと思います。
ただ、あまりお金をかけたくないという方のために作り方もご紹介します。
季節カードにするフリー素材をカラーで印刷
まずは季節カードに使用する、イラストや写真をフリー素材サイトからダウンロードします。それを好みのサイズでカラー印刷をしてください。
フリー素材は検索すると色々なサイトが出てきます。イラストを使用する場合、デフォルメされすぎたものですと、受験のペーパーテストで描かれた内容と同一だと認識できず苦戦することがありますので気をつけましょう。
ラミネートをする
家庭用のラミネーターで、カードをラミネートします。機会は安いものですと3000円ほどで購入可能です。
ラミネートする場合、機械が高温になるためお子様だけで使用させないよう注意してください。
切り取る
きれいにラミネートされたら、好みのサイズに切り取ります。分厚くなければ、普通のハサミでカットできますよ。
お子様が一人でも使用する場合、角を丸く切るなど工夫しても良いでしょう。
【小学校受験】季節カードのプロおすすめと使い方まとめ
いかがでしたか。近年では、季節カードに限らず知育に役立つ商品が沢山販売されています。用途やお子様の能力によって、必要なものを使用してみましょう。
季節カードの使用を検討する際、「市販季節カードの枚数が少ないことが気になる」「下の子もいるので繰り返し使いたい」「ペーパーと合わせて学びを深めたい」といった悩みをお持ちの方は、弊社オリジナルの季節カードをおすすめします。
汚れても、ご自宅で何度も印刷して使用可能ですし市販にはない228枚の大容量で受験対策もバッチリです!さらにペーパー対策のプリントもご用意していますので、受験が近いお子様なら併用することでさらに力をつけることができます。
季節の問題は、毎年必ず出題されます。幼いお子様も、遊び感覚で楽しく学びを深めてくださいね。