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【小学校受験】早生まれで国立は無謀?プロが対策を解説

【小学校受験】早生まれで国立は無謀?プロが対策を解説

ママ
ママ

小学校受験しようと思ってるんだけど、早生まれで国立は無謀?

塾長
塾長

小学校受験ではよく「早生まれは不利」と言われることがあります。国立小学校を志望する場合、早生まれは不利になるのでしょうか。

そこで今回は、、小学校受験オーダーメイド願書作成や、世界にたった一つの小学校受験面接回答集作成付きレッスンで高い合格実績を誇る筆者が、「早生まれで国立は無謀?」や「早生まれが受験するときの対策は?」について解説します。国立小学校に月齢考慮があるのかどうかについても解説しますので、国立小学校への受験をお考えの親御様はぜひご覧ください。

 国立小学校の受験では、早生まれの月齢考慮はある?

一部の国立小学校には明確な月齢考慮があります。

筑波大学附属小学校とお茶の水女子大学附属小学校は4-7月生まれをAグループ、8-11月生まれをBグループ、12-3月生まれをCグループに分けて考査が行われます。

つまりこの2校は早生まれのお子様が高月齢のお子様と競い合う必要がないということです。

月齢の近いお子様同士の比較であれば、かなり公平な評価をして貰えそうですね。反面、他のお子様ができることが出来ないようでは大きな差となってしまいます。

都内の他の国立小学校はどうでしょうか。東京学芸大学系の附属小学校4校はすべて、月齢でグループ分けはされません。

つまり高月齢のお子様も早生まれのお子様も同じ試験を受けることになります。

4校の中でも竹早小と世田谷小は募集要項の中で「過度な受験準備を憂慮している」との記載があることから、早生まれのお子様が不利になるような試験内容にはなっていません。

大泉小の試験内容も日常生活において経験しておけば難なく解けるような内容になっているので早生まれが不利になることはありません。

小金井小だけは巧緻性などで対策が必要になりますが、継続して取り組んでいけば十分に対応可能な試験内容です。東京学芸大学系の4校は早生まれのお子様でも解ける内容になっている反面、高月齢のお子様は満点が当たり前の世界ですので、十分に対策しておく必要がありますよ。

 

早生まれで国立小学校を受験する時の対策

続いては早生まれのお子様が国立小学校を受験する時にやっておく対策について解説します。

早めに準備をスタートする

早生まれのお子様は早めに準備をスタートしましょう。高月齢のお子様と早生まれのお子様は最長で1年の月齢差があります。

そのためどうしても早生まれのお子様は経験する時間が足りません。早生まれのお子様は早い段階で小学校受験をすることを決めて、早めにスタートすることをおすすめします。

小学校受験の試験内容は繰り返し学習すれば必ずできるような内容ですが、早生まれのお子様は高月齢のお子様よりも少しだけ努力することも必要になります。

早くから準備をスタートすることで時間的な余裕も生まれますので、親御様にとっても焦ることなく取り組むことが出来ます。早生まれのお子様は早めに準備をスタートしましょう。

塾と家庭教師を併用する

早生まれのお子様の場合、幼児教室に通ってもじっと座っていられずに学習が進まないこともあります。そんな時は家庭教師も併用すると良いでしょう。

家庭教師なら自宅に先生が来てくれ、マンツーマンで指導してくれるので非常に濃い学習となります。分からないことがあればすぐに解決しますし、お子様に合ったやり方で教えてくれますよ。家庭教師に教えてもらっている間、親御様も家事などをすることが出来るので時間を効率的に使うことができます。幼児教室で思うように成果が上がらない場合、家庭教師を派遣させていただきますので、ぜひご利用ください。

模試を利用する

お子様の現在の立ち位置を知る目的で定期的に模試を受けましょう。

同じ小学校を志望するお子様同士の中で我が子の実力はどうなのか?気になると思います。しかし、模試はあくまで模試ですので、結果が悪くても落ち込む必要はありません。

模試で大切にしたいのが、過去のお子様と比較して成長しているかどうかです。決して合否判定や偏差値で一喜一憂しないでください。

ところで小学校受験の模試はすごくたくさんあるので、どれを受ければ良いのだろうか?と悩んでしまうかもしれません。各模試についてまとめたサイトもありますのでぜひご覧ください。

 

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苦手分野を見つけて克服する

模試を受ける目的の一つに「苦手分野を見つける」ということもあげられます。

「前回できなかった分野がまたできていない」とか「学習したのに間違えた」とかは模試の結果を見れば分かります。

苦手分野は極力なくすようにしたいので、重点的に補強していきましょう。

なかでも他のお子様ができているのにできていなかった分野があれば要注意です。

他のお子様もできていない分野ができていなくても評価に大きな差はつきませんが、他のお子様ができている分野で間違えると大きな差となります。

模試ではお子様の回答からさまざまなことがわかりますので、しっかり振り返りましょう。

【小学校受験】早生まれで国立は無謀?プロが対策を解説まとめ

「早生まれは不利」というのは事実かもしれません。

なんせ最長1年の月齢差があるお子様と競い合う必要があるからです。

しかしコツコツと継続して対策していけば、試験本番の10月にはその差はほとんどなくなっています。早生まれのお子様でも合格はしていますので、全く心配ありません。

早生まれのお子様は準備を早めにスタートして、お子様が嫌がらないように楽しく続けてあげることが大切です。

都内の国立小学校試験は私立小学校試験よりも1ヵ月後に実施されます。私立小学校受験のお子様と比較して焦ることまであるでしょうが、必ずお子様は成長してくれますので、諦めずに取り組んでいきましょう。

 

 

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