小学校受験がスランプでもう無理・・
全然模試の点数も上がらないし、完全に伸び悩んでる・・
小学校受験の準備を進めていると必ずぶつかる「スランプや伸び悩み」。
スランプ中は、お子さまがお勉強を嫌がったりイライラしますので、一緒に頑張る親も心が折れてしまいますよね。
今回は「スランプや伸び悩み」について徹底解説してまいります!
【小学校受験】スランプ時期や伸び悩みは、誰にでもある!
小学校受験の準備期間は、短くても1年前後。長いご家庭だと幼稚園入園前から何かしらの取り組みを始めます。
ちょうどお子さまの成長期も重なるこの時期は、常に好調と不調を繰り返し安定することはありません。
この時期に大切なことは、スランプや伸び悩みを避けるのではなく、スランプが起きてしまった時に、お父さま・お母さまが上手にサポートしてあげることです。今回はそんなスランプ期の乗り越え方をうみ塾長が紹介します。
【小学校受験】スランプ時期や伸び悩みの原因
小学校受験準備中にお子さまがスランプにおちいったり伸び悩んでしまうのは、一体どんな理由があるのでしょうか。
小学校受験に対するモチベーションの下がり
幼児期のお子さまにとって、緊張感を保って長い間ひとつの物事に取り組みのはそれだけで大仕事です。
毎日まいにち机に向かい、時に大好きなご両親に怒られ、本当は公園やおうちであそびたいのに毎週のようにお教室や習い事に通う…。こんな生活を1年以上続けるのです。最初は新鮮さやご両親の喜ぶ顔見たさにはりきるお子さまも、続けていくうちに飽きてしまったり嫌になるのはある意味当たり前のことかもしれません。
苦手分野ばかりやらせている
苦手分野を克服したい!そんな想いから苦手なことばかり集中的にやらせると、お子さまは「できない」「上手くいかない」ことがストレスになり、どんどん自信を失っていきます。その結果「お勉強をしよう/運動をしよう」という両親の声を聴くだけで嫌になってしまうのです。
怒られすぎてしまう
お子さまが小学校受験に取り組む1番のモチベーションは「大好きなパパ・ママに褒められたい」から。けれど、受験期間が進んでいくと毎日のように怒られるようになります。
我が子を想うご両親の愛情の深さ故、厳しく指導してしまう大人の事情を5~6歳のお子さまが理解できるはずがありません。
一生懸命頑張っているのにパパ・ママに毎日怒られる!1度でもそんな風に思ってしまえばやる気が失われていくのは自然なことです。
ペーパーばかりになっている
小学校受験の取り組みで、やればやるだけ伸びるのがペーパー(学力テスト)です。家庭学習の取り組みもペーパー対策が中心となっていきます。
その一方、多くのお子さまが1番楽しめないのもこのペーパー対策です。運動や工作・絵画と違って楽しみを見出しづらいですし、やればやるだけ問題が難しくなっていくのでげんなりしてしまいます。
勉強が嫌いになってきている
ペーパー学習を繰り返すと問題はどんどん難しくなり、頑張っているのにご両親に怒られる…それを繰り返していけば、時に悲しくなったりイライラしたり。気付けば机の前に座るだけで拒否反応を示してしまうのも珍しいことではありません。こうなってしまったお子さまは、勉強嫌いになっている可能性が高いです。
【小学校受験】スランプ時期や伸び悩みの解決方法
それでは、どうすればスランプ時期や伸び悩み期を上手に乗り越えていけるのでしょうか。お受験のプロうみ塾長が徹底解説します。
最初と最後に簡単なペーパーをする
1日に10枚ペーパーに取り組んでいる場合、最初の3枚は簡単なもの→つぎの4枚はチャンレジ問題→最後の3枚もまた簡単なものと難しい問題をサンドイッチにするのです。
簡単な問題を最初に持ってくることで「今日は調子がいいぞ!できるぞ!」とやる気スイッチが入ることで難しい問題にもチャレンジできる前向きな状態になります。そして最後もまた簡単な問題をササさっと解くことで気持ちよく1日の勉強を終えられます。
こうすることによって、ペーパーお勉強は「簡単だな、楽しいな」そう思えるようになります。
曜日ごとに取り組むジャンルを変える
ペーパーのお勉強と比べ、工作やお絵描き・運動や体操は遊びの感覚で楽しく取り組めるお子さまが多いです。そのため1日に全範囲取り組むことをやめ、月曜日は運動、火曜日は工作、水曜日はペーパー、木曜日は絵画…といったように曜日ごとに取り組む課題を決めるのもおすすめです。「今日は運動ばっかりで楽しいな!」お子さまがそう感じることで、気持ちがリフレッシュできますよ。
ご褒美を取り入れる
お子さまをご褒美で釣ることに抵抗のあるご両親も多いと思います。けれど、小さな消しゴム1個、キラキラしたシール1枚でお子さまのやる気は何倍にもアップします。
「全問正解したらこのシールを1枚プレゼントします」そんなお約束をすることで、お勉強をゲーム感覚で楽しめるようになりますよ。
志望校のイベントに足を運ぶ
コロナ禍も落ち着き、学校見学やイベント参加ができる機会も増えてきました。
学校の雰囲気を肌で感じ、在校生と交流できることは何よりのモチベーションアップに繋がります。(お子さまだけでなく、ご両親にとっても!)
「この校庭でサッカーがしたい!」「あのお姉さんと同じ素敵な制服が着たい」そんな想いがお子さまを前向きにし、そして受験を自分事とするきっかけになります。そうなれば、気付けばいつの間にかスランプを抜け出していますよ。
【小学校受験】スランプ時期や伸び悩みの解決法を塾長が解説まとめ
長い受験期間において必ずぶつかる「スランプ」。乗り越える方法はあれど、すべてにおいてご両親の胆力と根気が求められます。
お子さまに対して笑顔で接すれば接するほど「辛い、苦しい」と思い悩む時間も増えることでしょう。そんな時は人の力を借りるのも正しい選択です。
お受験カレッジには、家庭学習サポートがあります。
家庭学習サポートでは、徹底的に家庭学習を管理し、スケジュールも管理いたします。
詳細はこちらから。