小学校受験で出る積み木の数問題対策とおすすめの積み木について知りたい!
小学校受援のペーパー問題では、積み木の数を数える問題がよく出題されています。
この問題では問題用紙に書かれた積み木を三次元的に理解する必要があります。
大人でも苦手な方がいるぐらいですから、苦手なお子様も多くいます。
そこで本記事では、小学校受験家庭教師派遣も行う塾長が積み木の数問題の対策方法と対策に必要なおすすめの積み木をご紹介します。
実際に積み木を見て触って体験していくことが積み木の数問題が解けるようになる早道ですよ。
【小学校受験】積み木の数問題で身に付く力
積み木の数問題をこなしていけば次に挙げる3つの力が身についていきます。積み木の数問題が苦手な子供はこれらの力がまだ十分に育っていない可能性がありますので、確認してみてください。
数を正確に数える力
これは積み木の数問題に限りませんが、特に積み木の数問題は丁寧に正確に数えていかなければ正解にはたどりつけません。
数字は0から10までは数えれるようにしておきましょう。
出来れば20まで数えられるようになればベストです。
最初は数えるスピードも遅いと思いますが、経験を重ねていけば必ず早く数えることができますので、何度も練習をしてください。
数が0から順に増えていくことや5より8の方が大きいなど数の大小の概念も覚えておく必要があります。
空間認知能力
空間認知能力はたとえ平面上であっても物体の位置や大きさ、向き、間隔などを三次元的に理解する力のことです。
積み木の数問題は子供の空間認知能力を見ている問題ともいえます。
空間認知能力は生活の中で備わっていく力です。
例えば公園でジャングルジムに上ったり、ブランコを漕いだりすれば自然と空間認知能力が身についていきます。
積み木の数問題をこなす前に空間認知能力を向上させる取り組みも考えていきましょう。
見えない積み木を想像する力
子供の頃は目に見えるものだけに関心がいきがちですが、積み木の数問題では見えない部分を想像して解く必要があるので想像する力が必要です。
見えない部分を理解するのは経験を通じて行うのが早道です。
実際に積み木を用意して積み重ねた積み木をいろいろな角度から見て、その見え方の違いを理解するようにしていきましょう。
【小学校受験】積み木の数問題対策をするならおすすめの積み木
積み木の数問題を対策する上で、実際に積み木に触れて練習していくことが大切です。おすすめの積み木をいくつかご紹介しますので、手に取って積み木の数問題を攻略していきましょう。
くもん 図形キューブ積み木
まずはKUMONの「図形キューブつみき」です。図形キューブつみきは積み木の数が50個ととても多くいろいろな形を作ることが出来ます。
色も赤・青・黄色・緑・オレンジの計5色あり、それぞれの色が10個ずつ入っています。解説書1冊にパターン問題3冊も入っています。
パターン問題は36問あり、パターン通りに並べたり積み上げたりすることで遊びながら図形感覚を育てていく教材となっています。
パターン問題がまだ難しいようであれば、まずは手に取って自由に並べたり重ねていくことから始めてみましょう。
七田 しらきのつみき
つづいて七田式の「しらきのつみき」です。
しらきのつみきは「「数」の理解を促し、空間認識力が育つ!」と言われているので小学校受験対策にはバッチリです。
子供の手にピッタリの大きさで、握りやすく、触り心地が良いのも特徴です。
積み木の数は20個で、図形パターンが描かれたカードが13枚附属しています。
そして1から20までが書かれた数字シートが1枚入っているので積み木を数えながら数字を覚える練習をすることも可能です。
Hape 積み木
最後のHapeの積み木です。Hapeは世界トップブランド、ドイツ生まれの知育玩具です。
世界の安全性基準を満たした高品質で安心な積み木です。
白木とカラー(赤・青・黄・緑)の積み木が50個入っており、容器も筒状でおしゃれです。
積み木は天然の木を使っているので、特に幼児期は噛んでしまったり口に入れてしまうことがあるので安全性が心配になってしまいます。
その点、Hapeの積み木は安全性を第一に考えて作られているので安心して使うことが出来ます。
【小学校受験】積み木の数問題対策の教え方
積み木の数問題の対策は手順に沿って行っていきましょう。実際に積み木を使って行っていきますので、まずは積み木を準備してください。
①問題に出てきた積み木問題について積み木を使って作る
まずは問題で出てきた図形と同じ形になるように積み木を使って作っていきます。
正面から見えている積み木は上手に並べられると思いますが隠れて見えない部分がどうなっているのか分からないお子様が多いです。
最初は親御様がが手伝っても良いので、どう積み上げれば問題と同じ図形になるのかを体感させてください。
②積み木の数と見え方を確認する
図形と同じ形の積み木が完成したらいろいろな角度からの見え方を確認していきます。正
面からは1つしか見えなかった積み木が裏に回ると3つ縦に積み重なっていることが理解できたりします。
数や見え方が見る方向によって違うことを視覚を通して理解できるようにしてください。
③さまざまな積み木の問題を本物の積み木を使って解く
ここまでが出来るようになったら積み木の問題を積み木を使って作りながら解いていきましょう。
まずは積み木に附属しているパターン図形を上手にできるようにすることでも良いです。
とにかくたくさんの図形を見て、その通りに積み木を積み上げる作業を何度も繰り返していきます。
④積み木で形を作りながら、ペーパーで数を数える
いよいよ実際の積み木の数問題に取り掛かります。
積み木の数問題で出てきた図形を積み木を使って積み上げていきます。
完成したら数を数えて回答します。
ここまで来ればかなり空間把握能力や数を正確に数える力も成長しているはずです。
何度も繰り返しながら理解を深めていきましょう。
⑤ペーパーだけで積み木の問題を解く
最後は積み木は使わずに問題用紙に書かれた図形だけを見て数を数えられるようにします。
裏に隠れて見えなかった積み木を実際の積み木を使ってたくさん経験していますので、容易に想像することが出来ます。
経験を通じて想像できる力が備わっていますので、あとは積み木の数問題をどんどん解いて得意にしていきましょう。
【小学校受験】積み木の数問題のおすすめ問題集
積み木の数問題でおすすめの問題集もあります。
小学校受験では積み木の数問題は「立体図形」に分類されますので、立体図形の問題集をやっていきましょう。
ピグマリオン積み木の数
株式会社ピグマリオンが販売しているPYGLIシリーズです。
積み木を自在に分割し、集合体として瞬時に数を認識することで四則演算の基礎が育成されることを掲げています。
数を瞬時にとらえるための指導法も解説されているので親も安心して取り組むことが出来ます。
ばっちりとっくん 立体図形
理英会出版が販売しているばっちりくんドリルシリーズです。
小学校受験の有名塾である理英会の分野別単科ゼミで使用しているテキストを、家庭学習用に発展させたドリルです。
基礎編と応用編があり、プリント学習が初めての方から応用力を伸ばしたい方まで幅広く対応しています。
こぐま会 つみきの数
こぐま会が販売しているひとりでとっくんシリーズです。
こぐま会も小学校受験の有名塾で、ひとりでとっくんシリーズは特に初めての方におすすめのシリーズです。
年齢に応じて学習する内容や難易度は変わりますので子供の成長に合わせて対応することが出来ます。
【小学校受験】積み木の数問題対策とおすすめの積み木をプロが解説まとめ
積み木の数問題は実際の積み木を使った経験を通じていくと理解が早いです。
ここで挙げた方法を使ってぜひ取り組んでみてください。
家庭でじっくり取り組める時間がないという方でも諦めないでください。
小学校受験は家庭学習や幼児教室へ通ったりと親の負担も大きくなります。
そんな時は家庭教師を検討してみましょう。
家庭教師なら自宅へ来てくれるので塾へ通う負担もありません。
自宅学習中は親も家事を出来るので時間を効率的に活用できます。
小学校受験は塾へ通わなくても可能ですのでぜひ検討してみてください。
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