早稲田実業学校初等部の合格する子ってどんな子?
受験するから知りたい!
小学校から大学までエスカレーター方式で進学できる小学校の中で、慶應義塾幼稚舎と並びとても人気のあるのが早稲田実業学校初等部です。
早稲田実業学校初等部のような一貫校のメリットは受験にとらわれず継続的に好きなことに打ち込めることです。
そんな早稲田実業学校初等部にはいったいどんな子が合格しているのか?気になりませんか?
本記事では、早稲田実業学校初等部願書作成代行や早稲田実業学校初等部回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る筆者が
早稲田実業学校初等部に合格する子についてご紹介します。
【早稲田実業学校初等部 】 合格する子になるために、どんな力が必要?
早稲田実業学校初等部に合格するためにはどんな力が必要なのでしょうか?早稲田実業学校初等部は一貫校だからといって決して甘やかすようなことはしません。求められる力も自ずと高くなりますので、合格する子になるために一つずつ着実に力をつけていきましょう。
自分で出来る力
早稲田実業学校初等部の試験の特徴は「生活習慣」を見られることです。
身の回りのことはすべて自分で出来るような子が好まれます。
幼稚園や保育園の頃と違い小学生になると大人はいちいちかまってくれません。
しかも早実初等部は入学式の翌日から子ども一人で登校しなければならないので自分で考えてなんでも出来る力が必要となります。
「やってもらおう」ではなく、「自分でやってみよう」と思える子は合格に近づきます。
粘り強く頑張れる力
諦めない強い心を育てましょう。
自分でなんでもやろうとしても、時にはできないこともあるでしょう。
そんな時でも「出来ない」と諦めずに何とかやろうとする子は好まれます。
校是として掲げている「去華就実」は「華やかなものを去り、実に就く」ということで、派手さはなくても地道にコツコツ出来ることです。社会に多くの貢献をなしうる人格を育てることを目指していますので、粘り強く頑張れる力は大切な力です。
他人を敬う力
校訓として掲げている「三敬主義」は「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」のことで、敬う気持ちをもって他人と接すれば物事がうまくいくとしています。
華やかに見える私立小学校の中でも、早稲田実業学校初等部の飾り気がない校風はこうした考えから来ているものです。
心身ともにたくましい「質実剛健」を求めているご家庭に好まれています。
表面上ではなく中身をしっかり磨く姿勢を小さなうちから身に付けておきましょう。
【早稲田実業学校初等部】 合格する子になるために家庭でできること
早稲田実業学校初等部に合格するためにご家庭で出来ることはたくさんあります。
求められる力を養うために毎日の生活を工夫して過ごしていきましょう。
たくさんの体験や経験をさせる
早実初等部は試験のために作り上げられた子よりも自然の中で育ったたくましい子が好まれます。
たくましさはたくさんの体験や経験を積むことで洗練されていきますので、ご家庭でも意識して取り組みましょう。
例えば、料理の配膳や取り分けなどのお手伝いをやってもらいましょう。
どこに何を配膳すれば良いかを知る経験になりますし、取り分ける場合は人数を把握して余らせないためにはどのぐらいの量を取り分ければ良いかを考える経験となります。
たくさんの会話をする
早稲田実業学校初等部の二次試験は面接です。
早稲田実業学校初等部の面接は特に難しいことで知られています。
何が難しいかというと会話のキャッチボールをしないといけないことです。
相手の言っていることを理解して自分の考えを話すことは、日ごろからたくさんの会話のキャッチボールをしておかないと身につきません。
ご家庭ではとにかくたくさんの会話をすることを心がけてください。
お子さんに話させるだけではなく相手の話を聞くことの大切さも同時に教えて下さい。
すぐに手助けをしない
たくさんの体験や経験を積ませていけば失敗や壁にぶち当たることもあると思いますが、すぐに手助けをせずに見守る姿勢も大事です。
試験では何が起こるかわかりません。冷静に何をしないといけないかを考える力はたくさんの失敗がないと生まれません。
「困ったら親が助けてくれる」という発想にもつながりますので、まずは自分で解決するクセを付けさせると良いでしょう。
【早稲田実業学校初等部】合格する子はどんな子?プロが解説まとめ
早稲田実業学校初等部は高い生活力、言い換えれば高い自立が求められます。
自立というのはすべて何でも自分で出来ることと思いがちですが、ここでいう自立とは「自分で考えて行動する」ということです。
たとえ親に言われて挨拶や身支度が出来るようになっても、本人が自発的にやろうと思う気持ちがなければ「身についた」、「自立した」とは言えません。
自立を促すにはムリにやらせるのではなくゲーム感覚でやらせてみるなど工夫が必要です。
まずは「お受験のため」ではなく、「お子さん自身が生きていくために必要なこと」として体験や経験を積ませていってあげてください。それが合格への早道となります。