学芸大学附属大泉小学校に合格する子ってどんな子なの?
受験するから知りたい!
東京学芸大学には附属小学校が4つあります。
この中で東京学芸大学附属大泉小学校は国際バカロレアの教育理念を取り入れており、グローバル社会において将来活躍できる子の教育に力を入れています。
内部進学先である東京学芸大学附属国際中等教育学校の卒業生は国内の難関大学のみならず海外の有名大学にも多数進学しています。
そんな学芸大学附属大泉小学校に子どもを入学させたい!とお思いの親御さんに、今回は「合格する子はどんな子なのか?」気になりますよね。
本記事では、願書作成代行や回答集作成付き面接レッスンで高い合格実績を誇る筆者が
東京学芸大学附属大泉小学校に受かる子の条件についてご紹介します。
【学芸大学附属大泉小学校】 合格する子になるために、どんな力が必要?
東京学芸大学附属大泉小学校に合格するためにはこれからご紹介する3つの力が必要です。これら3つの力は小学校入学後の学校生活にも大きく関わる大事な力です。確認していきましょう。
周囲の状況を理解できる力
大泉小学校の考査は受付後から考査が始まるまでの間、体育館で上級生によるクイズや劇を見て待つことになります。
上級生は受験者たちを喜ばそうと大いに盛り上げてくれるので、受験者もここで盛り上がるのは何も問題ありません。
大事なのは考査が始まった時です。
盛り上がった余韻を引きずって考査でもふざけたり大きな声を出したりするのは禁物です。
考査が始まることを理解して気を引き締めて頭を切り替えないといけません。
未就学児にはなかなか難しいですがこれが出来るお子さんは合格に近づきます。
周りの子と協調できる力
大泉小学校の行動観察は集団でゲームを行います。
ゲームだからといって勝ち負けにこだわる必要はなく、むしろ周りの子と話しあってどうやったらゲームが成功するかを相談したり役割分担を決めたりできることが重要です。
リーダーシップが取れないとダメということは全くなく、初めて会う子とも楽しくコミュニケーションが取れる力があれば高い評価を得ることが出来ます。
何にでも興味を持てる力
大泉小学校の考査では体験を通して得られる常識問題がよく出されます。
例えば「絵の具の色を薄めるにはどの量の水を入れたら良いですか?」や「傘を持ってバスに乗りました。傘はどのように持てば良いですか?」のような問題です。
これらは教え込むというよりは日々の生活の中で体験させてあげることが大事です。
生活の中での成功や失敗、大人のふるまい観察など、いろいろなことに興味関心を持って生活出来ていれば問題ありません。
【学芸大学附属大泉小学校】 合格する子になるために家庭でできること
大泉小学校は教室に通いお受験慣れしたような子よりも、ご家庭の中でご家族の自然な教育で育ったような子を好みます。大泉小学校に合格するためにご家庭で出来ることはたくさんあります。
挨拶を徹底する
挨拶は生活の中の基本です。
朝起きたら家族に「おはようございます」と言うのは当たり前で、例えばマンションのエレベーターで住人に会ったときにも積極的にご挨拶をさせてください。
もちろん子どもだけにやらせてはいけません。まずは率先して保護者が見本となって挨拶をしましょう。
それを見たお子様もマネをして出来るようになります。
ペーパーでは得意な分野が出題されない可能性もありますが、挨拶は必ず行うものです。まずは基本の挨拶を徹底することが大事です。
歌ったり踊ったりする
大泉小学校の考査には模倣ダンスがあります。
この考査では「積極的に参加できるか」、「人の話を聞いて指示を守れるか」が見られています。「子どもなんだからいつでもどこでも楽しく踊れるだろう」とたかをくくってはいけません。
いざ踊ろうと言われても身体が動かないのは大人も子どもも同じです。
日頃から歌ったり踊ったりする練習をしておきましょう。
ダンスはペーパーと違い子どもも楽しく行えますので、ペーパーの息抜きなどに取り入れてみましょう。
公園で遊ぶ
驚かれると思いますが、これも立派な考査対策になります。
なぜなら大泉小学校は他の子とも常識を持って関われるかを見ているからです。
こうした振る舞いは教えて育つものではありません。
生活の中で身につけようと思うと色々な子どもが集まる公園遊びが最適です。
砂場で初めて会った子に声をかけて遊ぶ、ブランコの順番待ちをするなど、他の子と関わる場面はたくさんあります。
外で遊ぶことで体幹も鍛えられ運動対策にもなります。
【学芸大学附属大泉小学校 】合格する子はどんな子?プロが解説まとめ
大泉小学校の特徴は国際教育、異学年教育、探究教育です。
自主性とチームワークを大事にしています。
グローバル社会において活躍できる子を育てる教育です。
大泉小学校ではこれらの人材を育てるために幼児期に必要な積極性と社会性を身につけている子が合格しています。
お受験教室で対策したような子ではなく自然の教育の中で育ったナチュラルな子が好まれ、羽目を外すときは大いに外し、締めるところはきっちり締めるような子が好まれます。
お子さんにはぜひ生活を活かした体験や経験をたくさん積ませてあげてください。それが合格への早道です。