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【筑波大学附属小学校】試験内容をプロが解説

【筑波大学附属小学校】試験内容をプロが解説
ママ
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筑波大学附属小学校の試験内容ってどんなの?

塾長
塾長
筑波大学附属小学校は毎年4,000人もの志願者を集める人気の国立小学校です。
国立小学校の多くはその志願者の多さから抽選で志願者を絞らざるを得ない状況にあり、筑波大学附属小学校も例外ではありません。
いったいどんな試験の流れで選考が進むのか?試験の内容はどんなものがあるのか?など知りたい方も多いと思います。
そこで今回は過去に行われた試験の流れや試験内容について解説していきます。
今年度、出願する予定の方は試験の流れを把握して対策を講じてみてください。

【筑波大学附属小学校】の試験の流れ

 

 先ほども申し上げましたが、筑波大学附属小学校は毎年4,000名もの志望者が出願するので、一次選考では抽選が行われます。

2023年度入学者の一次抽選通過率は男子が40%、女子が47%でした。

出願者数は男子が2,048名、女子が1,781名でしたので、二次選考に進めた人数は男子が816名ほど、女子が837名ほどとなります。

ちなみに選考は生まれ月ごとに男女でグループ分けされます。4-7月生まれがAグループ、8-11月生まれがBグループ、12-3月生まれがCグループとなり男女合わせて計6グループに分けられます。

選考は各グループごとに実施されます。

二次選考ではペーパーや運動などの考査が行われ、男女各90名ほどが三次選考へ進めます。

そして三次選考で再び抽選が行われて男女各64名が最終合格者となります。

一次選考から三次選考までを合わせた最終的な倍率は男子が約32倍、女子が約28倍となります。二次選考を通過しても三次選考の抽選で涙を飲む方もいるとても過酷な試験です。

 

【筑波大学附属小学校】の試験の内容

 

 一次選考の抽選を通過したらいよいよ二次選考です。二次選考で行われる考査の内容を一つずつ解説していきます。

 

ペーパー

 

 筑波大学附属小学校のペーパーは「お話の記憶」と「図形問題」が定番です。

お話の記憶はかなりのボリュームがあり、5分以上のお話を記憶して回答しないといけません。

図形問題ではありとあらゆる図形問題が出る可能性があるので、満遍なく対策をする必要があります。

図形問題は回答時間も短く効率と工夫が必要な問題のため難しいと言われています。

 

 運動

 

 筑波大学附属小学校の運動は「クマ歩き」が大定番です。

クマ歩きは教室で実施されます。

コの字型のコースをいかに早くゴールできるかを見られます。

実際に試験を受けた子どもたちが「床が滑りやすかった」と言っていますので、身体を支える手の力も必要になります。

クマ歩きはスピードも大事ですが、転んでも諦めずにゴールする気持ちも見られているので根気強くやり切ることが大事です。

 

工作

 

 工作は作品作りです。

はじめに材料が配られ、その後、モニターにやり方の手順が映されます。

この映像を見ながらやり方の手順を覚える必要があるので、記憶力も大事です。

工程数は5-6で、道具を使わないのが特徴です。

作業としては、紙をちぎったり折ったり、紐を結んだりのりで貼ったりします。

制作時間はとても短く全体の中で数名が完成したら終了するため、ほとんどの受験者は未完成のまま終わります。

 

集団行動

 

 集団行動は1チーム5人で行います。

課題の多くは廃材を利用した競争です。過去の例を挙げると、紙コップを使って他のチームより高く積み上げるというものです。

チーム内で協力し合って作業を行う必要がありますが、全員が紙コップを積む役をやっていては効率が悪く、積み上げる役や紙コップを渡す役などをみんなで話し合って決めて、取り組むことが大事です。

 

 口頭試問

 

 口頭試問も4-5人のグループで行われます。

質問自体は「お名前は何ですか?」や「朝ごはんは何を食べましたか?」など簡単な内容です。

質問者の目を見てはっきりと大きな声で答えることが出来れば問題ありません。他の受験者が質問を受けている間も黙って耳を傾けるようにアドバイスしてください。

 

【筑波大学附属小学校】試験内容をプロが解説まとめ

 

 受験者が考査中、保護者にはアンケートが実施されます。

保護者アンケートは2022年度入学者試験と2023年度入学者試験では同じ内容が課題として出されています。

過去に出された課題に対しては答えられるようにしておきましょう。

筑波大学附属小学校はペーパー、運動、工作などすべての項目で高いレベルが求められます。

最初からすべてをこなせる子供はいませんからまずは出来ることから確実に出来るようにしていきましょう。

国立小学校は私立小学校に比べて志願者が多い分「何の対策もしていないのでは?」と思われる受験者がいるのも事実です。

しかしそういったお子さんは残念ながら選考で振るい落とされます。

国立小学校も私立小学校も結局合格する子は同じです。

国立小学校はゆるそうだからと決して楽観的にとらえずに万全の対策をして挑みましょう。

私は筑波大学附属小学校の志望動機の作成

回答集作成付き面接レッスンも行っております。

しっかりと対策をしたいという方は、ぜひご連絡くださいね!

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