【お茶の水女子大学附属小学校】 受かる子ってどんな子?
【お茶の水女子大学附属小学校】 受かる子は、
- 自分の意見を伝えられる
- お話をよく聞ける
- お友達を尊重し、楽しく遊べる
になります。
以下で詳しく解説します!
自分の意見を伝えられる
お茶の水女子大付属小学校では、児童に対し先生が1人づつつき、具体物やイラストを用いて質問をする対話方式の検定を行います。
「クッキー5枚を3人で分けるにはどうしたらいいと思いますか?」など、問題自体は決して難しいものでなく、ペーパーが得意なお子さんであれば正解をすぐに導けてしまうかもしれません。
しかし、お茶の水女子大付属小学校の検定では「正解」を答えることではなく、考える姿勢と発想力を大切にしています。
先ほどの問題であれば「お腹のすいている子に2枚あげます」や「全部を割ってバラバラにしてからみんなで分けます」といった、子供たちが一生懸命考えた答えが求められます。「自分はこう考えた」を言葉で伝えることが重要です。
お話をよく聞ける
お茶の水女子大小学校の検定では、絵画や工作が出題されます。
作り方を何度も繰り返し説明してくれたり、手順を実際に見せてくれる場合もあります。
また、工作などで使う材料を大きなテーブルに並べ「好きな材料を使って下さい。けれど一度机に持って行った材料はすべて使い切ること」などちょっとしたルールが加えられることもあります。
その理由は、お茶の水女子大付属小学校が「話を聞く姿勢」を大切にしているからです。
自分の意見を言えることと同じかそれ以上に、相手のお話をよく聞けること。
お茶の水女子大学付属小学校が独自に取り組む、対話から答えを導き出す「てつがく創造活動」の実践に則した検定内容になっています。
お友達を尊重し、楽しく遊べる
お茶の水女子大学付属小学校では昨年(22年度実施)の検定から、行動観察のボリュームをコロナ禍以前の量に戻しました。
じゃんけんを繰り返し長い列車を作っていく「じゃんけん列車ゲーム」や、「すごろく」などが出題されました。
ここで見られているのは「お友達を尊重し、楽しく遊べているか」です。
じゃんけんに負けて泣いてしまったお友達に声をかけられたり、ルールが分からないお友達に教えてあげられるような優しいお子さん。また、ゲームを前向きに楽しめる明るくて子供らしいお子さんが選ばれる傾向にあります。
特に男児の場合は、リーダーシップのある男らしいタイプより「女の子にとにかく優しくできる子」が合格を手にしているそうです。
【お茶の水女子大学附属小学校】 受かる子になるために家庭でできること
そんな独特な検定を行うお茶の水女子大学付属小学校に合格する為、ご家庭でどのような取り組みをすればいいのでしょうか。
お子さんのお話をたくさん聞いてあげましょう
ご家庭でお話をたくさん聞いてもらえた経験をしているお子さんは、自然と自分の意見をお話しできるようになります。
これはご両親が「どうして?なんで?」とお子さんを質問攻めにすることではありません。
「今日、幼稚園で蟻を見たよ」と言ったら「蟻を見たんだね。良かったね!」と、お子さんの言葉を繰り返したり共感してあげてください。
ご両親に共感されることでお子さんは嬉しくなり、どんどんお話をしたくなります。共感をすることがお子さんの発言力を伸ばしていきますよ。
言葉でも説明してあげましょう
例えばお洋服をたたむ時に「まずお洋服を床に広げます。次にお袖を内側に畳みます」とひとつひとつ説明をしてあげてください。
時間がかかって大変かもしれませんが、言葉でも説明することが「見る力」とともに「聴く力」を育てることにも繋がります。
もし失敗してしまった時も「よくチャレンジしたね!次はきっとできるよ」と前向きな言葉をかけてあげることで、お子さんのやる気が湧き、次は絶対成功させよう!と思えるようになります。
家族でゲームにチャレンジしよう
すごろくやトランプなど、ルールのあるゲームを家族で楽しむ習慣を持ちましょう。
ご両親の一方が負けてしまった場合、悲しいお顔をして「もうやりたくないな」と言ってみてください。その際、もうおひとりが優しく励ましたり、応援する様子をお子さんに見せることで、そういった場面でどうしたらいいか。お子さんはご両親のご様子から自然と学ばれます。
お子さんが負けて泣いてしまった場合は「一生懸命頑張ったから悲しいんだね」と共感してあげることで、励まされる嬉しさや喜びを知ることになります。
【お茶の水女子大学附属小学校】 受かる子は?まとめ
「自分の意見を表現し、それ以上に相手を尊重できるお子さん」がお茶の水女子大学附属小学校合格を手にしています。
家族でおしゃべりをしたり一緒に遊んだり。家族で楽しい時間を過ごすことが合格に繋がりますよ。頑張ってください!