国立音楽大学附属小学校を受験するから願書の書き方を知りたいなー。
国立音楽大学附属小学校は、学校法人国立(くにたち)音楽大学が運営する、日本で唯一の音大付属私立小学校です。
「豊かな感性・知性を土台とする人間形成」を教育理念とし、学ぶ楽しさを体感できる授業カリキュラムを展開しています。
その名の通り、音楽大学の附属小学校ですから、音楽系の授業も非常に充実しています。
音大を目指すご家庭のみならず、幼少期に音楽を通じて創造力を広げて欲しいと願うご家庭からも人気のある学校です。
入学試験では保護者面接もあるため、願書の内容は対策をした上でしっかりと考える必要があります。
本記事では、国立音楽大学附属小学校のオーダーメイド願書作成を行う小学校受験のプロが国立音楽大学附属小学校の願書の書き方について解説します。
【国立音楽大学附属小学校】願書の項目
国立音楽大学附属小学校願書の項目は以下の3点です。
- 志望理由
- 志願者の健康状態
- 志願者の生活状態と性格
願書はweb出願をし、後に志願票と合否通知封筒を郵送する必要があります。
説明会でもその点を教えて頂けるので、確認しておいてくださいね。
出願期間は10月の初めから11月後半まで、3回行われています。
出願期間によって、試験日も異なるため注意が必要です。
【国立音楽大学附属小学校】願書の項目別書き方のポイント
国立音楽大学附属小学校の願書は、記入欄自体はあまり多くありません。
そのため、短い文章で簡潔に、志願理由や教育方針などを的確に表す必要があります。
願書は面接資料としても使用されますから、面接官である先生方の興味を引き、もっと深掘りして質問したいと思って頂ける内容にしなければいけません。
もちろん願書を書く前には、学校研究が必要不可欠です。
国立音楽大学附属小学校では、学校説明会や公開授業を年に数回行っています。
その際、個別相談も受け付けてくださるので、事前にホームページで日にちを確認し、質問事項も整理しておくと良いでしょう。
また、国立音楽大学附属小学校では季節ごとの音楽コンサートや、音楽・リトミック体験も行っています。
対象年齢はその時によって異なるので、こちらも確実にチェックし、参加できるとよいですね。
志望理由
国立音楽大学附属小学校への志望理由を、簡潔に記入します。
国立音楽大学附属小学校の教育方針や授業カリキュラムのうち、特に魅力を感じたポイントを書きましょう。
あれもこれもと詰め込みすぎてしまうと、まとまりがなく志望理由が伝わりません。
志望理由がいくつかあると思いますが、家庭の教育方針や将来お子さんにどうなってほしいかも踏まえて、国立音楽大学附属小学校で学んでほしいことを書けると好印象です。
当然ですが、説明会や体験授業に参加した場合は、そのことについても詳しく書きましょう。
コンサートに参加し感動した、といった浅い理由は多くの願書に書かれていますから、先生方の目には止まりません。
先生の言葉、生徒の演奏、授業内容など、説明会や体験会へ熱心に参加した様子がわかるエピソードがあると良いですね。
また、志望理由の中には、ご家庭の教育方針や音楽への取り組みがよく分かるエピソードも記入することができます。
音楽に対する熱意や、お子さんが音楽関係への夢を持っているようであれば、それも具体的に書きましょう。
国立音楽大学附属小学校に入学する生徒の中には、楽器の経験がないお子さんもいらっしゃいます。
その場合、音楽の授業や国立音楽大学附属小学校での教育を通して、お子さんのどういった点を伸ばしていきたいのかもしっかり記入することが重要です。
志願者の健康状態
志願者の健康状態を簡潔に述べましょう。
過去に治療や入院の経験があっても、完治しており再発の恐れがまったくないものであれば絶対に記入しなければいけないわけではありません。
ただ、再発の恐れがある病気や怪我、アレルギー等はこちらでしっかりと記入してください。
先にも述べましたが、国立音楽大学附属小学校では、説明会で個別の相談も受け付けています。
国立音楽大学附属小学校は、基本的にお昼はお弁当を持参するため、アレルギーに関してはそこまで問題にならないでしょう。
しかし、受験当日に問題がありそうな持病などをお持ちのお子さんは、事前に先生方に質問しておくことをおすすめします。
願書にも、「個別相談会でお話させて頂きましたが~」といった書き方をすることができます。
特に問題がなければ、その旨を完結に書いてください。
志願者の生活状態と性格
志願者の生活の中での様子や性格を記入する欄です。
家庭での教育方針がわかる内容を考え、親御さんの支援内容も交えてエピソードを組み立てられるとよいですね。
その際、家庭の方針やお子さんの性格が、国立音楽大学附属小学校の教育目標と大きく外れることのないよう注意してください。
楽器や声楽を習っている場合、志望理由かこちらで触れておく必要があります。
どちらにも音楽に関する内容を書きたい場合は、エピソードが被らないように考えておきましょう。
国立音楽大学附属小学校の願書記入欄は非常に少ないため、せっかくアピールできる内容が重複してはもったいないですよね。
音楽関係の習い事をしていなくても、創造性や感性など、国立音楽大学附属小学校に合ったアピールポイントは必ずあります。
しかし、言葉にして説明するのは難しい場合も多いですよね。
エピソードに悩まれている方は、ぜひ私の行う願書作成代行も一つの手段としてお考えください。
国立音楽大学附属小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由
国立音楽大学附属小学校は、国内唯一の音楽大学附属小学校であるため、毎年多くの方が志願されます。
音楽の授業が豊富であり、将来音楽家を目指すお子さんでなくとも、豊かな感受性や創造力を育てることができるでしょう。
しかし、特色の強い学校だからこそ、願書の内容は多くの方が頭を悩ませています。
ピアノを習っている、といった音楽関連のアピールは、平凡になりやすく他の志願者ともかぶりがちです。
印象に残るためには、願書でのエピソード作りが非常に重要となってきます。
しかし、願書に書き慣れていない皆さんが、忙しい中で合格に繋がる内容を考え、書き上げることは至難の業です。
そのようなご家庭のために、私は願書作成代行をしております。
皆様からヒアリングした内容を厳選し、国立音楽大学附属小学校合格に繋がる願書を作成いたします。
願書を作成するのは、国立音楽大学附属小学校も含め多くの小学校受験を合格へ導いた経験のあるプロですから、安心してご相談くださいね。