願書をもらってきたんだけど、何を書けば良いのか分からなくて、なかなか進まない・・
「願書が書けない」という悩みを解決する方法ってないのかしら。
願書の書き方が分からないという悩みは、多くの保護者が抱える悩みですね。
願書は、小学校受験の最初の関門であり、合否を分ける大切な書類ですが、そもそも願書を提出しなければ受験資格を得ることもできません。
「願書が書けない」とお悩みの方は、本記事を参考にしてとにかく早めに願書を書くようにしてください。
本記事では、オーダーメイド願書作成も行う小学校受験のプロが、願書が書けないお悩みについて解決します。
小学校受験の願書が書けない理由
まず、小学校受験の願書が書けない理由をご自身で分析してみましょう。
願書を書けない理由が分かれば、対策も立てやすくなりますよ。
重く考えてしまう
願書を書けない理由として、願書を重く考えすぎて書き出せないということが挙げられます。
確かに、小学校受験では、受験者の合格基準や試験の採点基準を公表していないことが多いため、「どうしたら合格に近づくか」「内容が薄いと不合格にされるのでは」と、不安ばかりが先行してしまいますよね。
それに、「願書は合否を分ける重要な書類」と聞くと、ますます重く考えて手が着けられないという事態に陥ってしまいます。
しかし、あまり重く考えすぎて、願書の作成が遅れてしまうと、その後の対策も遅れてしまうのでよくありません。
「願書を出したことで、あとはできることを全力でやるしかないという気持ちになれた」という保護者の話も聞きますので、「願書を出すことでスタートラインに立てる」という意識をもって早めに願書を作成しましょう。
例文を見つけられない
願書が書けない理由として、「どう書いたら良いか分からない」という方もいます。
「構成」「書き出し」「まとめ方」「言葉の使い方」など、何をどのように書けば良いか分からないと、書き出しから躓いてしまうものです。
そんな時に参考にしたいのが、願書の「例文」ではないでしょうか。
例文の書き方に従って書けば、内容を少し変えるだけで、比較的簡単に願書を作成することができます。
しかし、例文を見ながら書くことはあまりおすすめしません。
確かに、例文を見ながら書けば簡単に願書は書けますが、それはお子さんやご家庭に合った内容になっていないことが多いからです。
また、例文は一般的な内容が書かれていることが多いため、どうしてもオリジナリティーに欠けてしまいます。
さらに、万が一同じ例文をもとに他の保護者が願書を作成していたら、小学校の先生に不信感を抱かれてしまうでしょう。
願書は、面接の時に、志望理由や教育方針などを質疑する材料にもなります。
例文を見ながら書くよりも、自分の言葉で自分の気持ちを誠実に書くことを心がけましょう。
小学校に合わせたエピソードが思い浮かばない
どのエピソードを書けば良いか分からないというのも、願書が書けない理由として挙げられます。
小学校の教育方針や小学校が目指す子どもの姿に合わせて志願理由などを考えるのは、願書を書くときの基本です。
また、具体的なエピソードを添えるのも、大切なポイントになっています。
しかし、子どものどのエピソードを願書に書けば良いのかは難しいところです。
願書を読んだ先生の印象に残るようなエピソードがあれば良いのですが、実際はなかなか思い出せませんよね。
ところで、「願書作成代行」というサービスがあるのはご存知でしょうか。
私が提供する「願書作成代行」では、塾長の私自らが、お子さんの性格やご家庭の様子にぴったり合うようなエピソード探しからお手伝いさせていただいています。
エピソードが思い浮かばないとひとりで悩むより、小学校受験のプロに相談しながら願書を作成するのもおすすめですよ。
字に自信がない
願書を書くのをためらう理由として、字に自信がないという人もいます。
しかし、字が達筆である必要はまったくありません。
それよりも、楷書で丁寧に書く方が大切です。
願書は小学校の先生に読んでもらうことを前提とした書類ですので、丁寧に字を書くことで、丁寧な人柄を伝えることができますよ。
「どうしても書きたくない」という場合は、願書作成代行で代筆も承っておりますが、他の書類と字が違いすぎると不信感を持たれる原因になりますので、できるだけ自分で書くことが望ましいでしょう。
小学校受験の願書が書けない時の解決法
上記で願書が書けない理由を分析してみましたが、思い当たることはあったでしょうか。
ここからは、願書が書けないという悩みを解決する具体的な方法をご紹介しますので、ぜひ取り組んでみてください。
書きたいことを箇条書きで書いてみる
まず、願書に書く内容を整理するために、書きたいことを箇条書きで書き出してみましょう。
箇条書きで書き出してみると、どの内容が小学校の教育方針と合っているか、どのエピソードを書いたら印象が良いか、面接で聞かれても深く答えられる内容はどれかなど、いろいろなことが見えてきます。
箇条書きで書いたあとは、書きたいことに合ったエピソードを探したり、他にも書きたいことがないかをご両親で話し合ってみたりしましょう。
いきなり書き出すのではなく、箇条書きで書き出してから話の組み立てを整理することで、願書をスムーズに書くことができますよ。
書きたいことを絞る
次に、箇条書きで書いた中から書きたいことを絞りましょう。
いろいろとアピールしたいからといって広く浅く書くよりも、内容を絞って書いた方が相手には内容が良く伝わります。
理想としては、お子さんやご家庭の様子が目に浮かぶような内容に絞ると良いです。
願書を読んだ先生に、「この子に会ってみたいな」「素敵なご家庭だ」と感じてもらえると、願書としては十分な出来と言えます。
願書作成代行に依頼する
「それでも願書が書けない」とお悩みの方は、願書作成代行に依頼するのもおすすめです。
先述した「願書作成代行」を利用することで、受験のプロに願書を書いてもらうことができるので、願書の書き方で悩む必要がなくなります。
しかし、どの願書作成サービスを利用するかは、十分に注意して欲しいところです。
願書作成代行のサービスによっては、紋切り型の願書になってしまうことがあるようで、子どもや家庭の実態に合っていなかったり、面接対策として役に立たなかったりします。
パターン化された願書にならないためにも、事前に願書の作成手順を確認するようにしてください。
小学校受験の願書を書けない・・は、解決しないと不合格な理由
この記事をお読みいただいている間にも、願書提出期限が迫っている方もいるのではないでしょうか。
「願書が書けない」という問題は、早く解決しないと不合格が近づいていると考えても差し支えないと私は思っています。
なぜなら、願書に記入する「志望理由」「家庭の様子」「子どもの性格」などが、そのまま受験対策にもなるからです。
例えば、「志望理由」に「貴校の主体性あふれる児童の姿を拝見して・・・」と書けば、受験までの期間にお子さんの主体性が育つように指導することができます。
また、「家庭の様子」に「ルールやマナーを守り、相手の気持ちを慮って・・・」などと書けば、やはり受験までにそのことを意識して躾をするのではないでしょうか。
願書の提出が受験のスタートラインであるのと同時に、願書の内容は受験のゴールを見据えたお子さんや家庭の姿にも繋がるわけです。
そのため、「願書が書けない」という問題を早く解決することで、受験までにゆとりを持って準備をすることができることを覚えておいてほしいと思います。
「願書は小学校へのラブレター」とも言われる重要な書類です。
願書の内容をしっかり吟味することで、志望校の合格に近づくことができます。
もし「願書が書けない」とお悩みの方は、ぜひ「願書作成代行」をご利用ください。
これまで有名小学校や難関小学校と言われる学校に合格者を輩出してきたノウハウを活かして、お子さんやご家庭に最適な、受験に役立つ願書を作成させていただきます。
志望校合格は険しい道のりかもしれませんが、ひとりで悩まずに、ぜひご相談くださいね。