早稲田実業初等部願書を受験するんだけど、合格できる願書の書き方の書き方が知りたい！
早稲田実業初等部の願書は、毎年たくさん願書作成のご依頼をいただいています。
早稲田実業初等部の試験は、まず1次試験でお子さまの総合力が問われます。
この1次試験を通過すると、次は面接の2次試験が待っています。2次試験の倍率は1.4倍、つまり3人に2人は受かる計算で、合格できるお子様の方が多いということになります。ここで合格を勝ち取ることができるのは、早稲田実業初等部への入学を強く志望しているご家庭です。
校是「去華就実」と校訓「三敬主義」を理解し、その理念に共感しているご家庭こそが求められています。それを示すことができるのは願書であり、面接ですが、早稲田実業初等部の面接は基本的にお子様が中心です。従って、面接もありますが、質問によっては十分に志望理由を説明できない可能性もありますので、それだけに早稲田実業初等部では願書はとても大きな役割を担うのです。
この記事では、早稲田実業初等部のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が入学願書対策について、徹底的に解説いたします。
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【早稲田実業初等部願書】の書き方
【早稲田実業初等部願書】の書き方
早稲田実業初等部の願書は、2024年に項目が変更になったものの、他の大学附属校の願書と比べると、とてもシンプルです。
記入する項目は2つ、備考欄も他の学校と比較して、とても控えめです。
記入可能な文字数は少なめですが、各家庭の個性がとても出やすい願書です。
早稲田実業初等部はその認知度の高さと願書の書きやすさから記念受験や併願のご家庭も多く、その中でどうしても早稲田実業初等部で子供を学ばせたいという強い熱意を示すことが合格を掴むポイントとなります。
本校を志望した理由、志願者の様子、家庭の教育方針、小学校で身に付けさせたい力等について
2023年までは「本校を志望した理由、志願者の様子について」という2つの質問が1つにまとまっていましたが、2024年には2つに分かれました。具体的には以下の質問内容に変更となっています。
①本校を志望した理由をご記入ください。（目安 300字程度）
②志願者の生活の様子、家庭の教育方針、小学校で身につけさせたい力等をご記入ください。（目安 260字程度）
設問が2つに分かれたため、文字数も減りました。志望理由はともかく、2つめの「志願者の生活の様子、家庭の教育方針、小学校で身につけさせたい力等」を260字程度という少ない文字数で書くのは非常に難しいですね。家庭の教育方針とお子様の様子には一貫性を持たせたいところです。
まず、早稲田実業初等部の教育ですが、校是の「去華就実」は、花を捨てて実を取るという意味です。つまり、見た目よりも中身の充実を図り、そして精神的な逞しさや誠実に物事と向き合う姿勢を持つことが大切である、ということです。そして校訓「三敬主義」は、他を敬し、己を敬し、事物を敬うことを意味します。つまり、謙虚さや優しさを持ち、自分も周りの人も物も大切にする、ということです。
こうした教育理念や試験内容から、早稲田実業初等部が求めているお子さま像がわかります。
①自分のことは自分でできる
これは試験全般を通じて見られています。指示通りに素早く反応できることはもちろんのこと、何を求められているのかを瞬時に考える力もとても大切です。
②何事にも真剣に取り組む
これも試験全般を通じて見られます。どんな課題にも一生懸命挑戦するお子さまは、小学校生活も楽しく過ごすことができます。以前試験に「プレイマイス」を使う課題が出題されました。プレイマイスは、トウモロコシの粉を加工した工作材料のスポンジです。ドイツ製の商品で、水を付けると接着できるという特徴があります。ここで大事なのは作品の出来映え以上に、こうした初めて見るものに対する子供の反応や姿勢です。
③家庭の躾が行き届いている
試験の中に布団の上げ下ろし、洗濯物の干す畳む、配膳など、普段の生活力が試されます。この時に事物を敬す、という考えのもと物を丁寧に扱うことを忘れずに！
③想像力や表現力がある
絵画テストや面接で確認されます。想像力や表現力は、今後小学校生活を送る上で必要となる、考える力にもつながる、大事な項目です。
⑤志望度が高い
願書や面接を通じてアピールしましょう。知名度の割に意外にも辞退者が多い学校です。試験の出来不出来はこの学校ではとても大事ですが、合わせてどうしても早稲田実業初等部に入学したいという強い気持ちを伝えましょう。
願書作成の際は、ぜひこれらの点を盛り込んで、具体的なエピソードと合わせて書くことをオススメします。
備考欄
家族構成の右側には備考欄があります。まず注意書きにあるように、兄弟姉妹の学校名や学年を書きます。
そしてご両親については、もし書くことがプラスに働くと考えられる場合は、学歴や勤務先を記入します。学歴や勤務先は聞いてはいけないルールがあるため明言はされていませんが、学校としてはご両親について知るための大切な情報となりますので、できる限り記入することをお勧めします。勤務先の場合は、会社名と役職を、学歴の場合は卒業年度と大学名と学部を書きます。
写真
入学願書に必要な写真は1枚です。カラー写真で、サイズは縦5センチ横4センチの標準的なサイズのものです。
早稲田実業初等部で合格するために願書が必要な理由
早稲田実業初等部合格に絶対必要なこと。
それは、どうしてもこの学校に通いたい、という熱意です。
早慶、といつも対比的に扱われる早稲田と慶應の両校ですが、慶應は面接なし願書のみで、課題図書を通じて学校の教育方針への理解度や志望度を図ります。
一方で、早稲田は面接あり願書ありで、願書を通じて学校の教育方針への理解度や志望度を図りながら、再度それを面接で直接会って確認します。
早稲田実業初等部はただペーパーができるお子様、運動ができるお子様が欲しいのではなく、どうしてもこの学校で子供を学ばせたいというご家族が欲しいのです。
大学進学まで視野に入れると、早稲田で16年を過ごすことになります。16年という長い年月を共に過ごしたいと強く思っているご家庭かどうか、それを知る最初のきっかけは願書です。
いくらお子様が優秀でも、熱意のないご両親は合格をあげたとしても辞退する可能性があります。辞退者が多いと学校の評判に関わるのでできれば避けたいものです。
面接でご両親への質問は1問程度であり、質問によっては志望理由につなげられないかもしれません。よって、第一印象を決める願書はとても大きな役割を担っています。面接があるから、と願書を無難に書くのではなく、早稲田でなれければならない強い気持ちを願書にぶつけましょう。
私は、早稲田実業初等部の願書作成代行で、毎年たくさんの合格者を輩出しています。
早稲田実業初等部に合格したい！と強い気持ちをお持ちの方は、ぜひオーダーメイド願書作成代行をご利用ください。
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