目黒星美学園小学校を受験するんだけど、合格できる願書の書き方の書き方が知りたい!
入学願書には、「志願理由」を記載する欄があります。
この「志願理由」は面接時の資料にもなるため、非常に重要であり、準備が大切です。
しかしながら、この欄に何を書いたら良いか迷っているご家庭も多いと思います。
この記事では、目黒星美学園小学校のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が入学願書対策について、徹底的に解説いたします。
目黒星美学園小学校の願書を書く項目
目黒星美学園小学校の入学願書に記載する項目は以下のとおりです。
- 志願者氏名
- 生年月日
- 保護者氏名
- 現住所と電話番号
- 自宅以外の緊急連絡先
- 幼稚園名・保育園名
- 記入日・住所・保護者氏名を記載
- 志願理由(罫線なし、縦6.3㎝×横15.1㎝)
- 写真(縦5㎝×横4㎝)
記入に一番時間を使うのは、志願理由だと思います。では、具体的にどのように書いたら良いのでしょうか。解説いたします。
【目黒星美学園小学校】願書にある志望動機の書き方
志望理由の書き方としては、以下の流れで書くと分かりやすいです。
ご家庭の教育方針と、その教育方針を基にどのように子育てをしてきたかをまず記載し、それが目黒星美学園小学校の教育理念や教育方針と一致していることを述べます。そのうえで、目黒星美学園小学校でお子様にどのように成長してほしいかを書きます。
では、「目黒星美学園小学校の教育理念」とはどのようなものなのでしょうか。
目黒星美学園小学校は、創立者である聖ヨハネ・ボスコの思想がカリキュラムなどに、すみずみまで行き届いている小学校です。そのため、聖ヨハネ・ボスコの思想を理解し、それがどのようにカリキュラムで実現されているかを知る必要があります。
また、「目黒星美学園小学校でお子様にどのように成長してほしいか」を考える際に参考になるのが、目黒星美学園小学校が考えている「卒業時の児童像」です。こちらも併せて解説いたします。
目黒星美学園小学校の教育理念
- 建学の精神
キリスト教的な人間観・世界観により、理性・宗教・慈愛に基づく「予防教育法による全人間教育」を行うことです。
- 教育理念
一人ひとりをかけがえのない存在として大切にされる神の愛に基づいた教育を行うことです。児童・保護者・教育者が一つになって教育共同体を築きます。その中で子ども達が自ら知性を磨き、心を鍛え、正しい判断力と自由な選択能力を養うよう、尊敬と慈しみ、親しみの態度のうちに、子ども達を導きます。社会と人々に積極的に貢献できる自立した人間を育成することが目標です。
- 教育目標
いつも子どもと共にあること、そして品性をそなえた誠実な明るい社会人の育成を目標にしています。教育目標の具体的な実践として、聖ヨハネ・ボスコが示した「いつも子どもと共に」いるという教えに基づき、あらゆる時と場において、子ども達との触れ合いを先生達は大切にしています。
- 聖ヨハネ・ボスコの予防教育法
聖ヨハネ・ボスコは「理性・宗教・慈愛」を3本柱にした予防教育法を通して生徒と関わりました。具体的には以下のとおりです。
理性:対話と心の通じ合いによって、人を大切にする価値観を養う
宗教:お互いを尊重する態度。苦しんでいる人に手を差し伸べる心を育む
慈愛:全ての人間関係の基礎を築き、他者の善を願う心を培う
- カリキュラムの特色
カリキュラムの特色として、以下のことが挙げられます。
- 週2時間の宗教の授業がある
- 2年生からは行事で合宿を実施している
- 1年生と6年生がペアになり、1年生は朝の準備の仕方や校庭での遊び方などを年長者から学び、6年生は年少者を慈しむ心を学んでいる
- 宗教・理科・音楽・図画工作・体育・英語は専科教員による授業が行われている
- 3年生と5年生で宗教劇を行う
- カンボジアデーがあり、カンボジアへの支援を行っている
- 音楽会・運動会により、友達と力を合わせる体験をする
- 5年生から男女別クラスとなる
目黒星美学園小学校が考える卒業時の児童像
志願理由を考える際に、目黒星美学園小学校が考える卒業時の児童像を理解することは重要です。卒業時の児童像に合致しないような家庭の教育方針を書いてしまうと、学校側に目黒星美学園小学校の教育方針を理解していないと思われてしまいます。
卒業時の児童像は、具体的には、1.思いやりの心、2.たゆまぬ努力、3.清い心の3つを持つ生徒です。具体的には以下のとおりです。
- 思いやりの心
「周りの人を大切にして、心遣いのできる子」を意味します。周りの人の喜びを自分のことのように喜ぶことのできる子、困っている人達に目を向け、その人達のために何ができるのかを考え、行動できる子などが児童像として挙げられます。
- たゆまぬ努力
「成長のために向上心をもって取り組める子」を意味します。自分の目標に向かって根気強く取り組むことができる子、友達の意見を尊重し、みんなで学び合うことを大切にする子などが児童像として挙げられます。
- 清い心
「晴れやかな心で過ごせる子」を意味します。イエス様・マリア様にならって、正しい判断のできる子、周りに流されることなく、自分を大切にして、思いを素直に表現できる子などが児童像として挙げられます。
目黒星美学園小学校の合格を目指すなら願書が重要な理由
目黒星美学園小学校の入学願書における志願理由の作成の仕方や目黒星美学園小学校の教育方針などについて、解説してきました。志願理由は、小学校がご家庭の考え方を知り、学校をどれくらい理解しているかについて確認するために非常に重要です。また、目黒星美学園小学校の面接は約15分間と長めで、志望理由が聞かれることが多く、入学願書はその面接の資料にもなります。そのため、目黒星美学園小学校の合格を目指すなら入学願書が非常に大切です。
入学願書を他の人にも見てもらう機会を作ることは、合格に近づく一つの方法だと思います。なぜなら、より客観的で的確な志望動機を作成できる可能性があるからです。
しっかりと入学願書の対策をして悔いのない受験をしてくださいね。
私は、願書作成代行をしています。
お子様やご家族に合わせた目黒星美学園小学校にぴったりの願書をゼロからお作りします。詳しくは、願書作成代行を覧ください。