青山学院初等部を受験するんだけど、備考欄など願書の書き方の書き方が知りたい!
願書を制するものが青山を制する。
そう言われるほど、青山学院初等部では願書が大切です。
何故ならば、青山学院初等部では両親の存在が大切だと思われているからです。
面接の前に学校に提出する願書が、第一印象を決めます。
願書は記入欄も多く、質問も考えさせるものばかりで、学校側はここから入学の本気度を計り、家庭のカラーやお子様の雰囲気を把握します。
願書の重みは学校によって違います。記入欄が少なく、あくまでも本番の試験が一番大事だと考える学校もあれば、青山学院初等部のように願書(=面接)が合格の鍵を握ると言っても過言ではない学校もあります。
願書はラブレター。思いの丈を全て書き尽くすという気持ちで挑みましょう。
青山学院初等部のオーダーメイド願書作成で、毎年多くの合格者を輩出している筆者が青山学院初等部に合格する願書の書き方をお教えします。
【青山学院初等部】願書の項目は?
願書では学校のこと、そしてお子さまのこと、を聞かれます。
具体的には、
- 本校の教育をどのような形でお知りになりましたか?
- 本校の教育をどのような点を評価してお選びになりましたか?
- 日常生活のなかでどのようなことを心がけてお育てになっていますか。
- お子さんの今の様子をどのようにご覧になっていますか。
となっています。
どのように書けば良いのか、一つずつ見ていきましょう。
【青山学院初等部】願書の書き方のポイント
学校のこと
学校を知ったきっかけの質問については、卒業生でお知り合いの方がいらっしゃれば、その方のお名前と卒業年度、在学中のお知り合いがいらっしゃれば、学年クラスとお名前を書きましょう。記入がお名前だけでは終わらないように!
他には通学中の生徒さんのお話、学校を訪れた時の生徒さんの様子、部長のお話などを書きましょう。
この質問はあくまでも「本校の教育」なので、「生徒のこんな様子を見て素敵だと思った」という感想だけで終わらないように、もう一歩掘り下げて、「生徒のこんな様子を見て、学校のこんな教育を見ることができた」というように必ず「教育」に触れましょう。
教育の評価ポイントの質問については、青山学院初等部の教育のどの部分に共感したかを、具体的なエピソードと共に書きましょう。
ホームページや入学案内でわかるありきたりのものではなく、あくまでも生きた体験が理想です。説明会でのお話、通われてるお子様との交流など、私が感じたこと、私にしか書けないことであることが大事です。
さらに、ここで記入した内容が必ずご家庭の教育方針とリンクすることもまた大切です。
続く質問では、お子様のことを具体的なエピソードを交えて書きますので、「学校の教育理念=家庭で大切にしていること→具体的な子育てエピソード」を意識して記入します。
お子さまのこと
日常生活の心がけの質問については、家庭の教育方針について書きましょう。
ここで大切なのは、青山学院初等部の理念や青山学院初等部が求めている家庭とリンクしていることです。
上記で回答した学校の評価ポイントの質問につながる内容で書くことで学校のことを理解しており、志望度が高いことをアピールします。
お子様の今の様子については、上記で書いた家庭の教育方針に関する具体例やエピソードを交えて、わかりやすく説明します。
理想とするのは、情景が浮かぶような内容、第三者が読んだ時にお子様の様子をイメージできる内容です。
またこの質問の注意点としては、お子様自慢は避けてください。
お子様がすごいのではなく、それを導いた親がすごいのです。
「娘が募金をした」としましょう。
でもそれは娘が偉いのではありません。
後進国のことを教え、募金とは何かを伝え、もらったお年玉の使い道について親が娘に選ぶ権利を与えてあげた。
お膳立てをしたのは全て親です。
両親がSDGsを考え、貧困をなくそうという、他者に対する思いやりの気持ちを持っているから、お子さまが募金をしたのです。
質問はお子さまのことですが、学校が知りたいのは、「娘が募金した」ではなく「娘が募金するに至るまでの親の導き」です。
【青山学院初等部】願書にある備考欄の書き方は?
備考欄の取り扱いは学校によって異なります。
必要以上のことを書くことが好まれない学校もありますし、書くことがプラスに働く学校もあります。青山学院初等部は後者です。
青山学院初等部の場合は、この備考欄に面接で取り上げてほしいことや、面接の前に伝えておきたいことを記入。
親が出身者である場合は卒業年度、ご両親の勤務先、自分で会社を運営している場合は、会社名や業務内容、規模感など、ご両親の学歴、通っている教会など、プラスに働く内容を記入します。
また、例えば面接期間中にお父様が海外出張で不在、もしくは単身赴任中で面接に出席できない、などの場合にも、この備考欄に記入しておきます。
青山学院初等部では両親面接が基本です。
ですが、正当な理由があってお父様がいらっしゃることができない理由を学校側も事前に把握ができれば、マイナスになることはありません。
【青山学院初等部】願書の記入例を参考にしてはいけない理由
学校は毎年500以上の家庭から提出された願書に目を通します。
その中で学校側に興味を持ってもらうためには、ありきたりの志望理由や、想いが十分伝わらない記入例を参考にすることはオススメできません。
願書の内容が浅いと、興味を持ってもらえず、のちに行われる両親面接も短時間で終了してしまう可能性が高くなります。
面接は大体5分から15分行われます。
必ず15分なら合格!というわけではありませんが、15分あれば十分にアピールできる時間があります。
青山学院初等部の合格の鍵を握るのは、両親です。
その両親がアピールできる場は願書と面接と2回ありますが、第一印象を決定づけるのは願書の方です。
ですので、きちんと想いが伝わるオンリーワンの願書を用意することが大切です。
願書では何を書くは大事ですが、それ以上に大切なのは、どう書くかです。
学校が知りたいのは、お子様がサッカー大会で決めた点数ではなく、点数を決めるためにご両親と本人がどんな努力を重ねたか、なのです。
同じ内容を書いても、書き方によって相手への伝わり方は変わります。
そこで願書について、書き方のプロに依頼してみることをオススメします。
私が実際に作らせていただく青山学院初等部のオーダーメイド願書作成では、しっかりとお電話でヒアリングし、一人ひとりオリジナルの願書を作成させていただきます。
おかげさまで、毎年青山学院初等部に多くの方が合格されています。
お申し込みは先着順とさせていただきますので、ぜひお早めにお申し込みください。