食事って1日3回もあり、それが毎日立ち歩いたり、食事に集中できないと正直困ってしまいますよね。

 

でも、子どもが食事に集中できない理由は、お父さん、お母さんの関わりや環境を整えることで変わる場合が多いです。

 

 

今日は食事中に立ち歩いてしまう理由や、

どうすれば食事に集中してもらえるのかをお伝えします。

子供がご飯に集中しない!ウロウロしてしまう理由

ごはんの前におやつを与えない

 

子供は、お腹がすいていないとご飯に集中してくれません。

食事の2時間以内におやつを与えると、次の食事にひびきます。

もしも、ご飯前にお腹がすいたー!とグズってしまう場合は、

野菜スティック(きゅうりや、人参を切るだけ)を渡して、

食べながら待ってもらう、という方法もあります。


子供が食事に集中できる環境ではない

 

食事中のテレビは厳禁!!

 

大人はテレビを見ながらでも食事をとることができますが、

子供はテレビがついていると気になり、

食事に集中できない原因になります。

 

食事中はテレビがつけずに、

家族で会話を楽しめることが一番良い環境です。

 

子供が食事をしているところから、

オモチャなどが見えていませんか?

子供は遊ぶことが大好きです。

 

食事をして少しお腹がふくれると、

オモチャが見えていたら遊びたくなってしまうんです。

 

もしも、食事中に立ち歩いてオモチャや他の気になる場所へ行ってしまう場合は、

布で覆ったり、お子様の食事の位置を変えて見えないようにしてあげてください。

 

 
テレビの代わりに食事中にクラシックをかけるのもオススメですよ。良い音楽は、良い耳を鍛えてくれます。
 
私がかけているCD
ピアノとクラシックが入っています。
曲の場面が想像できるように、
絵本のような作りになっていますよ。

食事に集中できる時間をオーバーしている。

 

子どもは集中できる時間が短い!

 

食事の時間も、集中して食べられる時間は、20分ぐらいです。

 

20分ぐらいで、集中して食べきれる量にします。

 

食事の集中が切れると、遊び食べの原因になるんです。

 

もっと食べてほしい場合は、

「おかわり」をします。

 

おかわりをして褒めてあげると、

結構食べてくれる子供が多いです。

 

食事を楽しく食べさせる声かけを工夫

 

子供が食事に集中しないとき、

お母さんやお父さんが、

声色を変えて、なりきって声をかけるのが効果抜群。

 

特に、子供の好きなキャラクターになりきって声をかけると、

楽しんでくれますよ。

 

子供が食事に集中しない声かけの例

 

アンパンマンが好きな場合

 

「あーんパーンチで食べるよー!

あーんパーンチ!(パーンチの時にスプーンを口元へ持っていく)」

アンパンマンだけではなく、カレーパンマンや食パンマンなど、

キャラクターを変えるとお子様も楽しんで食べていただけますよ。

特に、最後の一口はバイキンマンにして、

「バイバイキーン」で食べてもらうなどを決めると、

最後のバイキンマンで食べたいから頑張って食べよう!と思うお子様も多いです。


電車や乗り物が好きな場合

 

「(お子様のお口をトンネルに見立てて)蒸気機関車がトンネルに入りまーす」と言いながら、

口に入れてあげると、喜んで食べてくれます。

色々好きな乗り物に変えて、

楽しみながら食べられるように声かけをしています。

最後は、「終点でーす。車庫に帰りまーす」と言いながら、

声かけをすると子どものウケが良いです。笑

この時には、電車の車掌さんになりきって声かけをすることもオススメです。

 

声かけをを工夫して食べられた例

 

栄養素の話をする

 

1歳児クラスの担任をしていた時、

ソース味のついたものしか食べない男の子がいました。

お家でも野菜は一切食べられなかったのですが、

私が毎日隣について「これは人参。オレンジ色が綺麗だよね。人参は土の中で〇〇くんに食べて欲しくて大きくなったよ。

カロテンが入っているから、肌もツルツルかっこ良くなるよ。」と1つずつ説明していくと、

保育園の給食では、全て完食できるようになりました。

野菜の育ち方や、栄養の話を分かりやすく話すのもいいですよ。

 

子供が食事に集中しないなら、食べさせなくてもいいの?

 
子供が食事に集中しないなら、1食ぐらい食べさせなくてもいいのでしょうか?

よく言われますよね。

これは、お父様やお母様が、上記のように食事の環境を見直して整えたり、

声かけを工夫するなどの工夫をしてから実行するべきことだと思います。

上記のような食事環境の見直しや、声かけの工夫をしてから、

それでも駄目なら一食ぐらいなら、

「もう食べなくてもいいです」と食事を下げる、という選択もあると思います。